旧作映画のすすめ（午前十時の映画祭）
あさみSkywalkerです。
皆さん、旧作映画を映画館で観られたことはありますか？
私は昨年「午前十時の映画祭」という素敵な企画の存在を知りました。
私が旧作映画を劇場で観たいと思ったきっかけは、『LA・LA・LAND』の予習としてミュージカル映画を観始めたことです。
実はそれまでほとんどミュージカル映画に手を出してこなかったのですが、そんな私に知人が「必見」と勧めてくれたのが以下の３作品です。
- 『ロシュフォールの恋人たち』
- 『シェルブールの雨傘』
- 『雨に唄えば』
どの作品も文句の付けようのない名作ですね！
上記の順番で観たのですが、『ロシュフォールの恋人たち』のカトリーヌ・ドヌーブがとにかく可愛いこと！色使いも音楽も明るくて、さわやかな華やかさがあって、歌のシーンの使い方も非常に効果的（わけのわからないところで歌い出す感が少ない）なので、ミュージカル映画初心者の私にもとても観やすかったです。
次に観たのが『シェルブールの雨傘』。同じく主演はカトリーヌ・ドヌーブで、カンヌ映画祭でグランプリを獲るなど高く評価されている作品です。こちらはとにかく全てが暗いです（笑）。ストーリーは、公開当時には衝撃的だったんだと思いますが、今となっては若干陳腐化してしまっている印象を受けました。もちろん良い映画です。ただ、ミュージカル映画として観ない方が楽しめるのではないかと個人的には思います。
『LA・LA・LAND』公開当時はずーっとレンタル中で借りることができなかった『雨に唄えば』。少し時間が経ってから観ましたが、圧倒的な歌唱力とダンスパフォーマンス！これぞミュージカル！という感じです。公開当時に生まれていなかったことを本気で悔やむほどでした。リアルタイムでこの感動と衝撃を味わいたかった・・・。もう一瞬でジーン・ケリーの虜です。
『雨に唄えば』を、そしてジーン・ケリーのあの素敵な笑顔を大きなスクリーンで観たい、との思いがどんどん膨らみます。そんな私に朗報が舞い込みました。
「午前十時の映画祭９」で『雨に唄えば』演るらしいよ。
HPで上映スケジュールをチェックしてみると、私の最寄りの映画館では7月に『雨に唄えば』が観られるということが判明。更には『タイタニック』や『プラトーン』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』など他にも観たい作品がたくさんあるではないですか。
なぜこんな素敵な企画を今まで知らなかったんでしょう！
4月に上映されていた『タイタニック』を観に行きましたが、なんと満席でした。若いお客さんも多く、過去の名作を映画館で観たいというニーズが大きいことを実感しました。
「午前十時の映画祭」をご存じなかった方は、ぜひこの機会にHPをチェックしてみてください。
企画自体は知っていたけど、早起きがどうも苦手で・・・という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にオススメしたいのが、
「午前十時の映画祭」を観に行く→13時ごろ終わるので美味しいランチを食べて帰る（なんならお昼からビールでも飲んじゃいましょう）→昼寝する
という休日の過ごし方です。いかがでしょう？最高ですよ。
読んで頂きありがとうございました！
